「百匹目の猿」のお話をご存じですか?
(百一匹目ともいいます。)
ある島にいた猿が芋を食べようとしたのですが、
砂で汚れています。
「食べにくいなぁ…」
猿の頭にアイデアが浮かびました。
「水で洗って食べよう!」
水は砂をきれいに洗い流してくれました。
「ああ、おいしい!きれいな芋は食べやすい!」
それを見ていた二匹目の猿がさっそくマネしました。
三匹目、四匹目…
芋を水で洗うワザをマスターした猿が増えていきます。
そしてその猿が百匹を超えた頃、
不思議なことが起こります。
なんの交流もないはずの、別の島に住む猿が
芋を水で洗いはじめたのです!
誰が教えた?誰のマネをした?
ひとつの想いが積み重なって一定の大きさを超えると
その想いのエネルギーが時間や空間を飛び越えます。
そんなことってあると思いますか?
もしかしたら猿の意識の中にも
「集合的無意識」にアクセスできる
機能が備わっているのかもしれません。
会社を経営されている方や商売をされてる方は
商売の神様、船井総研の船井幸雄氏の
本を読まれた方も多いかと思います。
経営コンサルタントとしての立場なら当然、
売上の分析だの、顧客の管理などという
数字の話が多いと思いますが、
船井氏は常に「心のあり方」を説いています。
著書の中でも「ツキを呼び込む魔法」
「仕事が楽しくなる魔法」などの項目を
見つけることができます。
そして船井氏はこの「百匹目の猿」も
非常に重要視しています。
成功者は宇宙法則をどこかで敏感に
感じとっているのかもしれませんね。
百匹目の猿 / 船井幸雄【中古】